弁護士コラム~家事事件の現場から~家庭に関する法律相談を担当した弁護士がリレーでコラムを執筆しています。

遺産分割の進行の方法について

2015年11月09日 相続

遺産分割は,協議で行うことができますが,協議が整わない場合や協議をすることができないときは,家庭裁判所において遺産分割調停・審判により解決をすることになります。

遺産分割が常に協議で解決するとは限りませんから,遺産分割協議をしている場合でも,その後移行するかもしれない遺産分割調停・審判の運用を意識することは有用です。   

家庭裁判所は,大きく分けると,遺産分割調停・審判を,以下の4つのステージで進めています。まず,①相続人の範囲を確定させて,次に,②分割の対象となる遺産の範囲・評価を決めます。そして,③各相続人の取得額の計算をして,最後に④遺産の分割方法について決めます。

 ①相続人の範囲の確定

   ↓

 ②遺産の範囲・評価

   ↓

 ③相続人の取得額の計算

   ↓

  ④遺産分割方法の決定

遺産分割において,何から話し合えばわからない場合は,上記の流れを意識して話を進めるのが合理的と言えます。

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